生産場所
パラワン州ブサンガ島
協力会社が所有する漁場は、日本から約3,000㎞離れたフィリピンの首都マニラがあるルソン島より南西に位置するパラワン州ブサンガ島にあります。養殖を始める以前は未開拓の土地だったために草木が生い茂り、車道もありませんでした。が、”安全な飲み水が確保できる土地”という条件を満たしたことが、現在の土地で養殖をすると決めた要因でした。
道を作り、働ける場所を整備し、島民たちを雇うことにより島全体に景気と活気を与えつつ、自然を壊さぬよう共存に取り組んできました。
フィリピンの気候は日本とは異なり雨季と乾季があります。
雨季に入ると突然のゲリラ豪雨で飛行機の予定がキャンセルになったり、台風が猛威を振るい木が倒れたり道が冠水することもあります。その一方、乾季になると雨が1か月間降らないこともあります。
このような厳しい環境下で海は栄養豊かになることを活かし、貝1つ1つを丁寧に育て、質にこだわった真珠を生産しています。