フィリピンへの社会活動
環境への配慮
マングローブ植林活動
マングローブは他の陸上植物に比べて、二酸化炭素を吸収し炭素として蓄える量が多い植物群落です。また、マングローブは海洋生物たちの住処ともなり生態系を保全することにも役立ちます。
我々は、地球上の限られた資源を大切に使い、養殖を行っている島の自然と長く共存したいという目的でマングローブ植林にも力を入れています。
海洋汚染に対する取り組み
地球が抱える環境問題の1つが海中への様々なモノの不法投棄による海洋汚染です。
海洋汚染による海水の酸性化などは海の生態系はもちろん、我々の貝の飼育環境にも影響を与える可能性があります。
高品質の真珠を作り出せる環境を維持し、さらに後世に残すことも我々の使命だと感じ、以下のことに取り組んでいます。
1. 資源の再利用
養殖で利用している恵まれた環境を次世代以降も残していけるよう、資材はもちろん、浜揚げで出たゴミの海中投棄は一切行っていません。
貝の掃除中に出る海藻や生物の死骸は土の肥料として山に埋め、一部の貝殻は家具材や観光土産の材料として再利用されています。
2. 島の環境システムの改善
事業を始めた当初はリサイクルに対する島民の意識が非常に低く、ポイ捨てなどが当たり前の状況でした。
現在では漁場周辺に分別用のゴミ箱を設置し、この状況を少しでも改善できるように意識改革から行っております。
また、養殖場開設当時より浄化槽を設置し、生活排水が直接海に流れることを防止しています。
今後は、環境対策もより一層重要な課題と考えております。
ご見識をお持ちの方のご意見、ご提案をお待ちしています。
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